RS ウイルスは乳幼児から大人まで誰もが感染するウイルスで、感染すると発熱、せき、鼻水などの上気道炎の症状がみられるようになります。 特に、生まれてから 6 ヶ月以内の赤ちゃんの免疫は未成熟で重症化する可能性が高く、入院に至ることもあるため注意が必要です。
RSウイルスワクチン「アブリスボ」は、妊娠中のお母さんに接種することで、生まれる前の赤ちゃんがお腹の中にいるうちに免疫をつけることができるものです。
アブリスボについては、下記ページもご参照ください。
RSウイルス母子免疫ワクチン(アブリスボ®筋注用)が接種可能となりました!―(日本産婦人科学会)
RSウイルス母子免疫ワクチンに関する考え方―(日本小児科学会)
対象となる方 | 妊娠32週~36週の方 |
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予約方法 | 受付窓口もしくはお電話(04-7164-2230、8:30~17:00日祝を除く)にて承ります。 |
ご注意 | 接種希望日の5日前までにご予約ください。 |
費用 | 33,000円 |
妊娠中にインフルエンザにかかると重症化しやすいというリスクがあります。
一方、インフルエンザワクチン接種によって流産や先天性異常が起きるということはありません。
当院では通院中の妊娠8週以降の妊婦さんを対象に、インフルエンザワクチンの接種を実施しております。
予約開始日などは「お知らせ」にてご案内します。
風しんとは風しんウイルスによっておこる「発熱、発疹、リンパ節腫脹」を特徴とする感染症です。
感染力が強く、風しんウイルスを含んだ飛まつ(咳やくしゃみ、会話、発語などで飛び散るしぶき)を吸い込んで感染します。
妊婦、とくに妊娠初期の女性が風しんにかかると赤ちゃんにも感染し、耳が聞こえにくい、目が見えにくい、生まれつき心臓に病気がある、発達がゆっくりしているなど「先天性風しん症候群」という病気にかかってしまうことがあります。
発症予防には風しんワクチンの接種が有効ですが、妊娠中の女性は風しんワクチンを受けられません。ご家族の方は、妊婦さんへの感染を避けるため、予防接種を受けることをご検討のうえ、当院でご主人の風しん抗体検査や風しんワクチン接種を行っています。
風しんの免疫が十分でない妊婦の方(風しん抗体検査の結果、風しん抗体陰性又は低抗体価と判定された方)は、流行地域においては、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えるようにしましょう。
風しんの免疫が十分でない妊婦の方は、産後の予防接種をおすすめしております。授乳中の方でも接種可能です。予防接種後は2か月の避妊が必要です。
自治体や保険組合などで助成を受けることができます。
対象となる方 |
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予約方法 |
接種ご希望の方は受付までお申し出ください。 診察をお待ちいただく間に、予診票と予防接種についての注意事項をお読みいただき、必要事項をご記入の上、受付にお渡しください。 |
費用 |
6,166円 ※接種回数は1回です |
子宮頸がんワクチンについてはこちらをご覧ください